大気中の汚染物資による腐食
●大気中の汚染物資による腐食について考えると、その原因は、都市環境の悪化や建物が建つ地域特性によるものですが、大気中の砂塵や媒煙、各種金属粉、亜硫酸ガス、アンモニア、車の排気ガスなどの反応物質や臨海地域における海塩などが、アルミ建材に付着することによって腐食が生じるものです。
建物が建つ地域をあらかじめ考慮して、適切な表面処理仕様を選択すること、そして環境に適度なメンテナンスが実施されれば、大気中の汚染物資による腐食は防ぐことができます。
●部位別および表面処理仕様別の汚染物資付着量  表面処理については「表面処理」を参集してください。
●一般暴露部と軒天暴露部の5年間屋外暴露試験による表面処理別の汚染物資付着量を下表に示します。
●表の分析結果により雨水による洗浄のない軒天部位では汚染物資の付着量が多く、特に陽極酸化被膜に著しく
 付着しています。
●アルミニウムの浸食過程
●陽極酸化被膜の場合 ●アルミ ●複合酸化被膜の場合 ●アルミ
●結露・乾燥の繰り返し
大気汚染物質の付着
●結露・乾燥の繰り返し
大気汚染物質の付着
●付着物質の固定化
 水分、塩分、亜硫酸
 ガスなどが浸透
 酸化被膜に部分的に
 「ワレ」が発生
●付着物質の固定化
 水分、塩分、亜硫酸
 ガスなどが浸透
 塗膜に部分的に
 「ワレ」が発生
●付着物質との間で
局部的に電気化学的な
腐食が発生する。
●酸化被膜部へも
「ワレ」が到達。
●付着物質との間で
局部的に電気化学的な
腐食が発生する。

●腐食がさらに
拡大→被膜の剥離

●腐食がさらに
拡大→酸化被膜、塗膜
の剥離

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