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新省エネルギー基準と次世代省エネルギー基準比較対比表
●住宅における建築主の判断基準(次世代省エネルギー基準:平成11 年通商産業省・建設省告示第2 号)では、
 従来の仕様規定から性能規定への移行に向けた基準となっており、性能を満足することを第一義としています。
 性能表示単位も新たに見直されたこともあり、注意を要します。性能規定への過渡期ということもあり、これまでの
 仕様規定に準ずる形式での表記も示され、性能規定または仕様規定の何れかを選択することができます。
 また、住宅金融公庫では、平成4 年告示の「新省エネルギー基準」適合の住宅については「省エネルギー住宅
 (一般型)」として割増融資の対象とし、さらに平成11 年告示の「次世代省エネルギー基準」に適合する住宅については
 「省エネルギー住宅(次世代型)」として割増融資額が増額されます。
●平成4 年告示の「新省エネルギー基準」と平成11 年告示の「次世代省エネルギー基準」について、開口部仕様規定
 (建具の構成)の比較対比表を以下に示します。
■新省エネルギー基準(平成4 年建設省告示第451 号)
サッシK 値
(熱貫流率)
kcal/(m2・h ・C)
地域
区分
建具の種類またはその組み合わせ
T 次のイ、ロ、ハ、二またはホに該当するもの
イ.   ガラス単板入り建具の三重構造のもの
ロ .  ガラス単板入り建具と低放射ガラスを使用した複層ガラス(空気層12mm 以上のもの
     に限る。
ハ.   ガラス単板入り建具と複層ガラス(空気層12mm 以上のものに限る。)入り建具との
    二重構造であるものであって、少なくとも一方の建具が、木製もしくはプラスチック製で
    あるものまたはこれらと同等以上の断熱性を有するもの
二.  ガラスを三層に使用した木製気密建具(空気層12mm 以上のものに限る。
ホ.  低放射ガラスを使用した複層ガラス(空気層12mm 以上のものに限る。)入り建具で
    あって、木製もしくはプラスチック製の気密建具またはこれらと同等以上の断熱性を
    有するもの
U 次のイ、ロ、またはハに該当するもの
イ.  ガラス単板入り建具の二重構造であるものであって、少なくとも一方の建具が、木製
    もしくはプラスチック製であるものもしくはこれらと同等以上の断熱性を有するものまたは
    金属製の建具でその枠を厚さ3mm 以上で、かつ、幅10mm 以下の軟質ポリ塩化
    ビニル材[JIS K 6723 (軟質ポリ塩化ビニルコンパウンド)に定める軟質ポリ塩化
    ビニルコンパウンドを形成したものをいう。]もしくはこれらと同等以上の断熱性を有する
    もので接続したもの
ロ.  複層ガラス(空気層6mm 以上のものに限る。)入り建具であって、木製もしくはプラス
    チック製の気密建具またはこれらと同等以上の断熱性を有するもの
ハ.  ガラス単板入り建具と複層ガラス入り建具との二重構造のものであるもの
V 次のイまたはロに該当するもの
イ.  ガラス単板入り建具の二重構造であるもの
ロ.  複層ガラス入り建具
5.6 W
X
Y
ガラス単板入り建具
注: 1..「低放射ガラスを使用した複層ガラス」とはJIS R 3106(板ガラスの透過率・反射率・日射取得率試験方法)に定める垂直放射率が0.20 以下のガラスを1 枚以上使用したものまたは垂直放射率が0.35 以下のガラスを2 枚使用したものをいう。
2.「気密建具」とは、JIS A 4706 に定める気密性2 等級を満たすものをいう。
■次世代省エネルギー基準(平成11 年建設省告示第998 号)
サッシK 値
(熱貫流率)
W/(m 2 ・K)
地域
区分
建具の種類またはその組み合わせ
形態区分 建具の仕様 ガラスの熱貫流率または仕様
ガラスの
熱貫流率
W/(m2 ・K)
代表的な仕様例
2.33 T・U
または
引戸
三重 (材質は問わない) 1.91 以下 単板+単板+単板
二重 (材質は問わない) 1.51 以下 単板+低放射複層(空気層12mm )
二重 (建具の一方が木製またはプラスチック製のもの) 1.91 以下 単板+複層(空気層12mm )
窓・引戸
または
框ドア
一重 (木製またはプラスチック製のもの) 2.08 以下 低放射複層(空気層12mm )

3層複層(空気層各12mm )
一重 (木と金属またはプラスチックと金属との接合材料のもの)
木製(扉が断熱積層構造のもの)
金属製熱遮断構造枠と断熱フラッシュ構造扉(断熱材充てんフラッシュ構造で辺縁部を熱遮断構造としたもの)で構成されるもの
3.49 V
または
引戸
二重 (建具の一方が木製またはプラスチック製のもの) 2.91 以下 単板+単板
二重 (枠が金属製熱遮断構造のもの) 単板+複層(空気層6mm )
二重 (材質は問わない) 2.30 以下
窓・引戸
または
框ドア
一重 (木製またはプラスチック製のもの) 3.36 以下 複層(空気層6mm )
一重 (木と金属またはプラスチックと金属との接合材料のもの) 3.01 以下 単板2 枚使用(中間空気層12mm )

複層(空気層12mm )
(空気層10mm でも可)

低放射複層(空気層6mm )
一重 (金属製熱遮断構造のもの)
ドア 木製 (扉が断熱積層構造のもの)
金属製熱遮断構造枠と断熱フラッシュ構造扉(断熱材充てんフラッシュ構造で辺縁部を熱遮断構造としたもの)で構成されるもの
4.65 W

X

または
引戸
二重 (材質は問わない) 4.00 以下 単板+単板
窓・引戸
または
框ドア
一重 (材質は問わない) 4.00 以下 複層(空気層6mm )

単板2 枚使用(中間空気層12mm )
ドア 扉がフラッシュ構造のもの(金属製表裏面材の中間の密閉空気層を紙製もしくは水酸化アルミニウム製の仕切り材で細分化した構造または当該密閉空気層に断熱材を充てんした構造をいう。
扉が木製のもの
扉が金属製熱遮断パネルのもの
6.51 Y 窓・引戸
または
框ドア
一重 (構造・材質は問わない) ---
問わない
単板
注: 1..ガラス中央部の熱貫流率は、JIS R 3107 (板ガラス類の熱抵抗および建築における熱貫流率の算定方法)、または
    JIS A 1420 (住宅用断熱材および構成材の断熱性能試験方法)に定める測定方法によるものとする。
   2.「低放射複層ガラス」とは、「低放射ガラスを使用した複層ガラス」のことをいい、JIS R 3106 (板ガラス類の透過率・反射率・
    放射率・日射取得率の試験方法)に定める垂直放射率が0.20 以下のガラスを1 枚以上使用したものまたは垂直放射率0.35 以下
    のガラスを2 枚以上使用したものをいう。
   3.「断熱積層構造」とは、木製表裏面材の中間に断熱材を密実に充てんした構造をいう。
   4.「金属製熱遮断構造」とは、金属製の建具で、その枠または框等の中間部を塩化ビニル材等の断熱製を有する材料で接続した
    構造のものをいう。
   5.「断熱フラッシュ構造」とは、金属製表裏面材の中間に断熱材を密実に充てんし、辺縁部を熱遮断構造とした扉をいう。
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