■面格子での防犯対策のページ
小窓に設置されているのが多い「面格子」。以外に弱点があります。構造を理解して対策を講じる
必要があります。又誤った利用方法も多いののが現状です。
■圧倒的に利用の多いアルミ製の面格子
●アルミ製の利用の現状
アルミ製は加工性がよく、しかも製品の価格が安価であるので、ほとんどの面格子に採用されています。
最近ではスチール製の方が制作コストが割高であり、錆びによるメンテナンスが定期的に必要な為、外装製品は
錆びによる後からのコストや加工性を重視してアルミ製が使用されています。
最近では、デザイン面で、竪格子タイプより「クロスタイプ」「枡子タイプ」などの採用が多くなっています。
■より強固な面格子の取り付け
一般に設置されている面格子はアルミ製が多く、
ほとんどが角パイプ形状の材料の側面側をリベット
やビスで接合してあるだけです。
以前に「豊田商事の会長殺害事件」で破壊・侵入
の一部始終が映像として流れました。
いかに簡単に侵入できるかを示したものです。
面格子が信頼できないのじゃなく、より強固な
面格子を設置することをお奨めします。
 
    一般的な面格子の例
アルミ製面格子本体の組み立ては殆どが、
リベットによる「かしめ」方式が採用されています。
底部をふくらませて母材をはさんでいる構造で
元の板の厚みもありますが、以外と簡単に外れます。
複数箇所を「かしめることにより」全体に力が分散され
強度は増します。

  最近多い「クロスタイプ」の面格子

接合部分はリベットで固定されていて、通常の面格子
と同様の接合方式となっている。
破壊・侵入を行う場合、必要な開口を確保する為には
多くの接合部分を破壊しないと開口確保ができず時間
がかかる。
格子部分が重なるので太い格子が利用しにくく、
格子の太さは竪型のものよりも細い材料で作られて
いる。

 
      同様にリベットで接合されています。
破壊本数が多くなります。
■ビスホールで固定タイプの面格子
 
 ビスホールが2ヶ所タイプの格子もあります。
 格子部分との接合が強固の為、格子部分が
 折れないと破壊できない
格子の連結部分を破壊するのが、
かなり困難となり全体を破壊する必要があります。ほとんど見かけない
タイプですが、かなりの効果が期待できます。面格子全体が破壊の対象
となるので面格子と躯体との取り付け部分が問題になります。
*この他にステンレス製の面格子や鋳物性のものなどもあります。面格子本体の強化はもちろんですが、
躯体との取付部分の強化も必要になります。防犯建物部品の製品をご利用ください。(面格子の細則)
◆要注意:誤ったご利用をされている方が多く
       おられます。
格子などがいくら強固なものが設置されていても、
窓が施錠されているのが条件です。
窓の内部側からでは、以外と簡単に外すことが
できます。
換気の為に、少し隙間を開けて外出される方が
おられますが、内部側に工具を入れることが、
可能になり、要注意です。
  内部側だと、無防備です。
面格子は「防犯性能の高い建物部品」として目録に記載されています。
このページの記載内容は、侵入防止を保証するものではありません。防犯対策の一部としてお役立てください。
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