■ドアロック・錠前のページ
防犯対策で筆頭にあげられるドアロックですが、最近の製品では、全てCP認定錠に替わっています。
従来の形式のディスクシリンダーは製造されていませんが、既設の鍵は相当数存在します。
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1.犯錠前・鍵の対策
 1.ピッキング(不正解錠)の対策
「CP認定制度」「CP認定制度」という表現は通称(非公式表現)です。
正しくは「優良住宅用開きとびら錠等の型式認定に関する規程」に基づく型式認定制度のことで、昭和55年に警察庁が
認定し、同年、財団法人全国防犯協会連合会に移管されました。同規程を満たす性能を持つ錠前に対して型式認定
します。
 型式認定された錠前には同連合会が交付する青色系の「CPマーク」を貼付することが認められます。
上記規程により型式認定された錠前(正しくは住宅用開きとびら錠)が、通称「CP認定錠」と呼ばれています。
シリンダの取り替えの場合は「CP-C認定制度」「CP-C認定制度」という表現は通称です。
平成12年7月1日付で、上記規程に新たに「住宅用開きとびら錠の交換用シリンダー」に関する型式認定規程が
追加制定されました。
 この追加規程により、交換用シリンダー単体に関して、耐ピッキング性能を審査し型式認定する制度が、
通称「CP-C認定制度」と呼ばれています。
上記規程により型式認定された交換用シリンダー(正しくは住宅用開きとびら錠の交換シリンダー)が、
通称「CP-C認定錠」と呼ばれています。

  「CP認定錠」などピッキングなどがしにくい錠形式に
2.1ドア2ロック以上に(補助ロック)
ドアからの侵入に時間をかける為には、2ロック以上の設備
が必要です。(防犯建物部品では単体のロックは認めて
いません。)
主錠・補助錠ともに頑固なものが必要となります。
ドアのこじ破り対策として、カマ式錠が効果的です。
簡易な補助ロック(面付き錠)などが
あります。(当店では表面材の強度で左右される面付錠より
彫り込み錠をお薦めしています。)
本締まり錠(補助ロックに)
  カマ式デッドボルト
3.カム送り解錠
カム送り解錠(バイパス解錠)の手口
 カム送り解錠とは、特殊な道具を用いて、錠シリンダーをう回して直接錠ケース内部に働き掛けてデッドボルトを
 作動させ、解錠する手口をいい、「バイパス解錠」とも言います。
「CP錠のカム送り解錠(バイパス解錠)に対する防犯性能」
 CP錠認定制度とは、錠シリンダーおよび錠ケースからなる錠全体の防犯上の性能を評価して認定する制度として、
 昭和55年から行っているものです。
 
現在CP錠として認定され販売されている錠前には、カム送り解錠が容易または可能な錠はありません。
 (過去に「CP錠認定制度」により認定され、販売されたCP錠の中には、カム送り解錠が容易、可能な錠ケースも
 含まれています)
「CP−C錠のカム送り解錠(バイパス解錠)に対する防犯性能」
 CP−C錠の認定制度は、錠の一部であるシリンダー部分を対象に耐ピッキング性能を評価する制度として、
 平成12年から行っているものです。錠シリンダーをう回する手口であるカム送り解錠に対しての
 防犯性能の評価ではありません。
4.サムターン回し
ドアは、外出するときはドアの外から鍵を使って、施錠する
わけですが、帰宅して家の中から施錠するときは、鍵は使わず
内鍵「サムターン」を回してカギを開け閉めします。
この「サムターン」を回せば施錠・開錠ができます。
本来はドアの内側、家の中からする動作です。
「サムターン回し」とはこれをドアの外からする、すなわち
「鍵を使わず、ピッキングでもない手口で、サムターンを回して
ドアを開ける」ことで、「ピッキング」のように鍵穴に工具を
差し込んで解錠するよりは雑な、もしくは荒っぽい技術で
できる。
たとえば、ドアに付いている郵便受け口から器具を差し
込んだり、乱暴な場合はその受け口を取り外してしまい腕を
差し込んで、指でサムターンを回すことでドアを開けてしまう
のです。あるいは、ドアスコープを取り外してしまい、そこから
器具を挿入してサムターンを回してしまう、というケース
もあるようです。
そのほかに、カギを差し込む錠前のすぐ脇あたりにドリルなど
で穴を開けて、やはり器具を使ってサムターンを回して
しまうことでカギを開ける犯行手口があります。
これがしばらく前から話題になっていた「サムターン回し」です。